2009年12月26日土曜日

睡眠調査結果の追跡調査(NPO法人わかさ)

2009年11月11日水曜日

2009/12/2勉強会など開催ご案内、

夢眠会員さま他特別ゲストさま。
  表記、今年度第1回勉強会を開催予定しています。多数のご出席をお願いします。
1.開催日 平成21年12月2日(水)18:00-19:00  
2.開催場所 福岡市博多区博多駅東3-14-20 intime、パラマウントベッド殿福岡ショップ(アクセスhttp://www.in-time.jp/shop/info/fukuoka_map.html)

3.議題 勉強会:①*眠りSCANについてデモ、説明(intime殿)

         ②ホテル宿泊者アンケート結果報告(イシマツ、フルカワ、事務局)

         ③その他フリーディスカス

 議題の順序は変動する可能性があります。

 なお終了後、博多駅近く「博多 魚一番」(tel092-414-1016)http://www.hotpepper.jp/strJ000026129/map/で兼懇親忘年会を予定しています。会費5,000\程度、終了時間21:00予定、両者の出欠(勉強会のみ参加か、兼懇親忘年会のみの参加も大歓迎)の回答を事務局までお願いします(email)。  



*眠りSCANについて:ベッドマットレス下に設置し睡眠中利用者に意識させず睡眠のパターンを測定、睡眠の質を向上させるための機器。予防的介護にも利用可能といわれている。パラマウントベッド社が開発。当日デモ予定。

夢眠事務局田中七四郎(tnk7460@nifty.com)以上。

2009年11月4日水曜日

会報夢眠011号発行

2009年 11月2日発行
    
会 報 夢眠(むーみん)  No.011
NPO市民のための睡眠障害を考える会
(NPO夢眠)




心地よい眠りと心身の安らぎをあなたに!

ホテル宿泊者を対象とした睡眠障害に関するアンケート調査報告(梗概その2)
 NPO夢眠では、ホテルの宿泊者(年令、性別を問わず)を対象に、平成21年7月15日から8月15日までの1ヶ月間「睡眠と健康に関するアンケート」調査を実施した(先月号の梗概その1の続き)。
 3-4 回答者からのコメント
   回答者の2人の方からコメントがあった(以下のとおり)。
   ・NPOのこのような会があることを知って心強く思いました。
   ・検診センター勤務の内科医です。ドッグ検診の受検者で肥満の方に問診すると、SASを強く疑う方が山ほどいます。ただ病識が薄く、たまたま診察を希望しても紹介できる専門医の少なさを実感しています。こういう取り組みがもっと拡がることを願っています。
4.今後の課題
 4-1 睡眠専門医からのコメント
いびきは自分では自覚できにくく、他人から指摘されて自己のいびきを自覚することが一般的である。 他人から指摘されるいびきは高度ないびきで、SASに関連する主要症状であることが多い。当調査では、いびきを認識している人は過半数(48%)で、認識できていない人でも重症SASを示唆するその他の症状(無呼吸、中途覚醒や夜間トイレ、起床時の頭痛・頭重感・口渇、熟眠感欠如、日中の眠気)のいずれかを全員(無回答者N=4を除く)が有している。 つまり、ほぼ全回答者がSASを強く疑われる状況にあると言える。
 このような回答者の背景から、SASへの一般的な知識は比較的豊富に有していることが伺える。 しかし、自分の症状とSASとを関連付ける程の具体的な認識は多いとは言えず、睡眠に関する興味の方向も日常生活の快適性、作業効率への影響(それぞれ 60%, 52% )、あるいは入浴やマッサージなどの安眠を促す方法(52%)などに留まる傾向があり、具体的に検査を受ける行動には殆ど結びついていない。SASの心身への悪影響は大きいことから、SASに関する幅広い一層の啓蒙活動が必要なことをこの調査は示している。
 4-2 行政・医療機関への要望
産業医やかかりつけ医、家庭医によって睡眠障害診断前の簡易検査ができ、そのスクリーニング結果を睡眠専門医へ伝達することによって、専門医(クリニック・病院)が本格的な睡眠障害検査・診断・治療ができる仕組みが少ない。組織的に整備されれば企業や市民の睡眠障害に対する予防・治療対策に寄与するものと考え、その仕組み作りを要望する。
 4-3 「NPO夢眠」の今後の取り組み
 ・今回の調査で回答者数は少なかったが、市民の睡眠と健康に関する認識の大まかな傾向が把握できた。
 ・市民の睡眠障害に関する知識はある程度あるが、そのリスクに対する関心度や危機感が薄いように感じた。病気の疑いがある人でも検査・治療意識が低いように思える。
 ・壮年層(30代~50代)の熟睡感がなく、疲れが残り、昼間強い眠気を感じる人が多いのはこの年代の慢性的な睡眠不足であろうことが推測される。また社会のしくみが24H化してきていることや、働き盛りの人は仕事環境(量・質)が厳しいことが関係していると考えられる。
 ・また、将来を担うべき子供に睡眠障害の恐れがあることに対する認識が低いのは憂慮すべきことである。早期発見・早期治療が肝心と考える。
 ・ホテルでのSAS検査、睡眠障害のスクリーニングの場としての可能性はまだ低い。検査の必要
  性の認識、ホテルで簡単に検査できるメリットについて啓発を行い、料金面で低価格(1,000~
  2,000円)で簡易に検査できるしくみが作られれば可能性が高まると考える。
 ・NPO夢眠では、引き続き睡眠障害に関する啓発活動を進めていく。医療機関や行政、医療機器メーカーによるセミナーの開催をプロデュース、小冊子・会報の発行、気軽に検査できるしくみの企画など検討していきたい。(報告書了)。
 なお正式の報告書は別途夢眠より発信(発行)予定です。
(文責 NPO夢眠事務局)

窓口ご案内
1. いびき・睡眠呼吸外来関係
  ふくおか睡眠クリニック(福留武朗院長)
  福岡市福岡市中央区大名2丁目10-1シャンボール大名A棟1407TEL:092-400-2007
  福岡でいびきや睡眠呼吸障害に関する治療を専門とした医療機関です。
  診療時間:  
診 療 曜 日 診 療 時 間 備 考
火・木 10:00~13:00,
17:00~20:30
土 10:00~15:00
  ホームページ:http://fukuoka-suimin.org/
  メールでのお問い合わせ: fukuoka_suimin@aurora.ocn.ne.jp

2. 夢眠サイトリンク集
・http://www.npo-moomin.com/ ホームページ夢眠
・http://nposuimin1.blogspot.com/ ブログ夢眠 
・http://www.fukuoka-suimin.org/ ふくおか睡眠クリニック
・http://www.you-sleepclinic.com/ 有吉祐睡眠クリニック
・http://www.k-you.or.jp/ 霧ヶ丘つだ病院睡眠呼吸センター












事務局報告
□「睡眠と健康に関するアンケート調査報告」は近々夢眠勉強会の議題の一つとして予定しています。忘年会をかねて開催企画中です。多数のご参加をお願いします。

あとがき
□今年度中国定点観測より。内陸成都の街の両通りには100インチ大(タテあり、ヨコあり)の液晶パネルが林立していました。広告塔代わりにおしげもなく何Kmと連なっていました。改めて中国国土の広さと大地震からの回復力並びに経済回復のパワーに圧倒されました。以上。

NPO市民のための睡眠障害を考える会
(NPO夢眠)
  代表 〒809-0015 福岡県中間市太賀3-13-18
石松 健男 TEL(093)244-1013
  事務局 〒803-0816 北九州市小倉北区
金田1-3-31-207  
田中 七四郎  TEL(093)591-8690
email tnk7460@nifty.com
ホームページ夢眠 http://www.npo-moomin.com/
ブログ夢眠 http://nposuimin1.blogspot.com/

会費振込先 日本郵便(ゆうちょ銀行)
    記号 17410  口座番号 93491201
    加入者名  エヌピーオーシミンノタメノス イミンショウガイヲカンガエルカイ
    なお他の金融機関からゆうちょ銀行へ振り込まれる場合は、下記をご指定ください。
   金融機関コード:9900、店番:748、
預金種目:普通、店名:七四八店、
口座番号:9349120








 







善き生はよい眠りから!

2009年10月28日水曜日

会報夢眠010号

2009年 10月29日発行
    
会 報 夢眠(むーみん)  No.010
NPO市民のための睡眠障害を考える会
(NPO夢眠)




心地よい眠りと心身の安らぎをあなたに!

ホテル宿泊者を対象とした睡眠障害に関するアンケート調査報告(梗概その1)
 NPO夢眠では、ホテルの宿泊者(年令、性別を問わず)を対象に、平成21年7月15日から8月15日までの1ヶ月間「睡眠と健康に関するアンケート」調査を実施した。
「住所」「氏名」「年令(10代単位)」「性別」などの属性に加え、以下のような質問を施した。
・ 睡眠と健康との関係についての知識
・ 自分自身の睡眠と健康についての興味と関心
・ SASの罹患率、生活習慣病との関連などに関する知識
・ いびきなど自分自身の睡眠状態
・ 治療を希望する場合の受診先など検査や治療に関する感想
   以下「調査報告書」より速報として抜粋。
3.調査結果
 3-1 回答者の状況
調査対象期間中のホテル宿泊者は、延べ11,182人(男性:6,459人(58.6%)・女性:4,633人(41.4%))、利用目的はビジネスと推測されるシングル室利用者が42.8%、レジャーと推測される複数人室利用者が57.2%であった。
 アンケートの回答者は、62人(回答率:0.55%)、内男性35人(回答率:0.54%・平均年令:49.1才±2.1才)、女性24人(回答率:0.52%・平均年令:45.2才±2.3才)、無記名3人であった。
 3-2 回答内容
3-3 回答結果に対する考察
   (1)属性による差
     ・性別(男性/女性)、年令(若年層/壮年・老年層),いびきの有無による有意差は見られなかった。 
   (2)睡眠と健康との関係についての知識
     ・睡眠不足や不規則な睡眠はQOLや仕事に影響することをほとんどの回答者が認識している(98%)。
     ・睡眠障害に病気の恐れがあることについては、前項に比べるとまだ低い(64%)。
   (3)自分自身の睡眠と健康についての興味と関心
     ・20代、30代の回答者の健康への影響についての関心は高い(質問7項目に対して「YES」の回答率50%以上の項目が20代では全項目、30代では5項目)。
     ・睡眠とQOLや仕事との関連については、全世代である程度関心があるが(QOL:60%・仕事:50%)、睡眠の乱れと体内時計の乱れとの関係や睡眠に関する病気についての関心は薄い(それぞれ40%)。特に40代、50代の壮年層の関心が低いのは気に係る(質問7項目に対して「YES」の回答率50%以上の項目が40代2項目・50代1項目)。
     ・安眠を促す方法についてはある程度関心がある(52%)。女性の関心が高い(75%)。 
     ・睡眠障害の子供への影響については関心が薄い(37%)。
   (4)SASの罹患率、生活習慣病との関連などに関する知識
     ・SASという病気は認知されている(74%)。ただし、成人の約20%が罹患していること(13%)、生活習慣病の引き金になること(26%)など、その実態について認識している回答者は少ない。しかし、「ある程度」認識している回答者を含めるとそれぞれ55%、76%であり、ある程度の認識はあるものと思われる。
     ・いびきと関係があることを認識している回答者は、「ある程度」知っていると回答した人を含めると85%になり、かなり認識されている。
     ・子供にも睡眠障害があることの認識がまだ低い(「ある程度」を含めて37%)。
   (5)いびきなど自分自身の睡眠状態
     ・いびきをかく人は高齢になるほど比率が増加し、女性に比べて男性の方が高い(男性60%・女性25%)。
     ・いびきをかく人とかかない人とに、睡眠障害に関する認識度に差はないように思える。
     ・「呼吸が苦しそう」とか「いびきが止まる」と言われている人はSASが疑われるが、今回の調査では10人に1人。
     ・昼間に眠気を感じる人は年齢に関係なく10人に3人いる。若年層はSAS以外の原因があるのかもしれない。
    ・回答者に肥満の人が意外に少ない(21%)。
   (6)治療を希望する場合の受診先など検査と治療に関する感想
     ・10代を主体に治療を希望しない回答者が18%。
     ・耳鼻咽喉科、睡眠専門医、かかりつけ医がそれぞれ18%~19%。
・30代・40代は耳鼻咽喉科(23%・38%)、50代以降はかかりつけ医の率が高い。全体的に歯科は少ない(2%)。
     ・症状について相談するのは、まず家族、会社員は産業医のようである。
     ・ホテルで検査する意思はあるが料金については安くないと検査に踏み切れないようである。ガンの検査などと比べて高い料金を払ってまでという気持がある(安ければ検査する:50%)。
     ・料金を5,000円に設定した場合、検査する回答者は4人に1人、高いと感じる人も4人に1人。どちらともと答えた人が半数。(以下次号、梗概その2へ続く)
(文責 NPO夢眠事務局)

窓口ご案内
1. いびき・睡眠呼吸外来関係
  ふくおか睡眠クリニック(福留武朗院長)
  福岡市福岡市中央区大名2丁目10-1シャンボール大名A棟1407TEL:092-400-2007
  福岡でいびきや睡眠呼吸障害に関する治療を専門とした医療機関です。
  診療時間:  
診 療 曜 日 診 療 時 間 備 考
火・木 10:00~13:00,
17:00~20:30
土 10:00~15:00
  ホームページ:http://fukuoka-suimin.org/
  メールでのお問い合わせ: fukuoka_suimin@aurora.ocn.ne.jp

2. 夢眠サイトリンク集
・http://www.npo-moomin.com/ ホームページ夢眠
・http://nposuimin1.blogspot.com/ ブログ夢眠 
・http://www.fukuoka-suimin.org/ ふくおか睡眠クリニック
・http://www.you-sleepclinic.com/ 有吉祐睡眠クリニック
・http://www.k-you.or.jp/ 霧ヶ丘つだ病院睡眠呼吸センター

事務局報告
□「睡眠と健康に関するアンケート調査報告」梗概その1を掲載しています。その2は次号へ掲載予定です。なお正式の報告書は別途夢眠より発行予定です。会員への送付を予定しています。

あとがき
□気の早いところでは年々クリスマスツリーや電照灯が前倒しされている感じです。
 LED照明が導入され、夜の街は一段とカラフルになっています。CO2やリーマン・ショック感が一掃されるといいですが。
以上。

NPO市民のための睡眠障害を考える会
(NPO夢眠)
  代表 〒809-0015 福岡県中間市太賀3-13-18
石松 健男 TEL(093)244-1013
  事務局 〒803-0816 北九州市小倉北区
金田1-3-31-207  
田中 七四郎  TEL(093)591-8690
email tnk7460@nifty.com
ホームページ夢眠 http://www.npo-moomin.com/
ブログ夢眠 http://nposuimin1.blogspot.com/

会費振込先 日本郵便(ゆうちょ銀行)
    記号 17410  口座番号 93491201
    加入者名  エヌピーオーシミンノタメノス イミンショウガイヲカンガエルカイ
    なお他の金融機関からゆうちょ銀行へ振り込まれる場合は、下記をご指定ください。
   金融機関コード:9900、店番:748、
預金種目:普通、店名:七四八店、
口座番号:9349120








 







善き生はよい眠りから!

アミノ酸の一種L-セリンの摂取が睡眠の質を改善することを確認、ファンケル

2009年9月23日水曜日

会 報 夢眠(むーみん)  No.009

2009年 7月24日発行
    
会 報 夢眠(むーみん)  No.009
NPO市民のための睡眠障害を考える会
(NPO夢眠)




心地よい眠りと心身の安らぎをあなたに!
睡眠障害の多様性 講演会報告
-第6回睡眠障害セミナー市民公開講座-
日時:2009年7月18日(土)15:00~18:20
場所:福岡市博多区中州5-6-20
会場:明治安田生命福岡ビル8F
演題、講師:   1)鼻と睡眠 滋賀医科大 宮崎総一郎教授
         2)過眠症の診断と治療 福岡浦添クリニック 山口祐司院長
         3)不眠症の診断と治療 久留米大 内村直尚教授
         4)眠りの世界 睡眠の文化 名嘉村クリニック 名嘉村博院長
主催:睡眠呼吸センター 福岡浦添クリニック
同行:石松健男理事長
 1.概要。
 会場は中高年者、女性層が多く、先着500名で締め切りされた人数がほぼ満杯の盛況だった。
 受付付近では6社の共催企業の中4社が最新のCPAP製品などを展示していた。
 睡眠障害と睡眠がいかに多様であるかについて幅広い内容で話しがあった。、
 1)鼻と睡眠 滋賀医科大 宮崎総一郎教授
    耳鼻咽喉科が専門で、国内で初の睡眠学講座を設立。鼻がつまると眠れない、鼻呼吸で成績が向上した事例を中心に鼻の重要性を強調。
 2)過眠症の診断と治療 福岡浦添クリニック 山口祐司院長
    会の主催院長であり、ナルコレプシーという日中に強い眠気を感じ、発作的に眠り込んでしまう病気をはじめ、多様な睡眠障害の診断と治療について説明。
 3)不眠症の診断と治療 久留米大 内村直尚教授
    不眠症について中心に、ぐっすり眠るための12の指針を説明。眠りが浅いときはむしろ遅寝・早起きが良い。週末にまとめて眠溜めすることは、眠りの借金は返せても、眠りの貯金は出来ない。
  4)眠りの世界 睡眠の文化 名嘉村クリニック 名嘉村博院長
    一口に眠りといっても大変奥が深いことを歴史的・哲学的に説明。動物である人間は、昔は危機管理上(夜安心して眠ていると命を落とすことになり)、不眠症は居なかった、と。
2.所感。
  2003年に第1回が開催され今年は6回目という、会が市民に定着している感じを受けた。各講師の話しは初心者にも専門家にも有意義な内容と思えた。
  睡眠障害の多様化は睡眠科という専門外来が開きにくい原因でもあるようである。医師の専門分野も耳鼻咽喉科、呼吸器科、麻酔科、心療内科と多岐にわたり、患者・家族にとってワンストップソリューションは受け入れられにくい。睡眠障害の症状により賢い患者になるしかないのが現状である。かかりつけ医や家庭医がある程度睡眠の技量を身につけてもらって振り分けてもらえるとありがたい。
  展示されていた最新のCPAPは本体も小型化されていたが、外部記憶もメモリスティックあり、カードありで極小化大容量化になっていた。今後はメーカー間のハード、ソフト標準化や、本体と医師との直結(回線接続)化など実現のためには技術面のみならず医師会、医師法などクリアすべき課題が多いと感じた。以上。
荒梅雨やうとうとすれど眠らない 烏有
(文責 NPO夢眠会員田中七四郎)

窓口ご案内
1. いびき・睡眠呼吸外来関係
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  診療時間:  
診 療 曜 日 診 療 時 間 備 考
火・木 10:00~13:00,
17:00~20:30
土 10:00~15:00
  ホームページ:http://fukuoka-suimin.org/
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2. 夢眠サイトリンク集
・http://www.npo-moomin.com/ ホームページ夢眠
・http://nposuimin1.blogspot.com/ ブログ夢眠 
・http://www.fukuoka-suimin.org/ ふくおか睡眠クリニック
・http://www.you-sleepclinic.com/ 有吉祐睡眠クリニック
・http://www.k-you.or.jp/ 霧ヶ丘つだ病院睡眠呼吸センター

事務局報告
□ファンド1件応募提出しました。関係者の方々へは内容レビュ等ご支援を感謝申し上げます。
 ・ユニベール社殿、発表11/2、高齢者のための睡眠障害啓発事業

□福岡市内ホテルへお願いして、各室へ「睡眠と健康に関するアンケート調査」用紙を据え置かせていただいています。期間7月15日~8月15日。
□「睡眠障害の多様性」講演会出席。福岡市安田明治生命ビル(7/18,石松、田中出席)

あとがき
□7月22日真昼の皆既日食は如何でしたか。街は心持ち薄暗くなりセミも一瞬声をのんだ感じでした。酷暑の候ご自愛のほどをお祈りしています。
以上。

NPO市民のための睡眠障害を考える会
(NPO夢眠)
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石松 健男 TEL(093)244-1013
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田中 七四郎  TEL(093)591-8690
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善き生はよい眠りから!

2009年7月2日木曜日

会報夢眠.008号

2009年 7月1日 発行
    
会 報 夢眠(むーみん)  No.008
NPO市民のための睡眠障害を考える会
(NPO夢眠)



心地よい眠りと心身の安らぎをあなたに!
                  巻頭言
CPAP治療とアンチエイジング
                    NPO夢眠会員        上松 弘明
高血圧と夜間頻尿に悩まされていると相談したところ、肥満体をみて、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の疑いがあるので、早速 自宅での簡易検査を経て、終夜睡眠ポリグラム検査(PSG)で閉塞性無呼吸症候群と診断され、持続的気道内陽圧式(CPAP)呼吸治療が開始された。
寝ざめすっきり、血圧30mHg低下、降圧剤と併用して血圧が正常域に低下したのにはびっくり。パルスオキシメータによる動脈酸素飽和度SpO2が80%を時々切っているグラフをみせられたとき、睡眠中酸素不足に陥っていたのだと、この酸素不足が体調不良の原因だと直感した。「野口英世 病気の原因 酸素不足」でググると酸素の効用をうたったものがたくさん検索されてきます。野口英世の著書、論文を探そうにも、なにせ100年近く前のことなので途方に暮れ、東京の千駄ヶ谷の野口英世記念館を訪ねてみました。生い立ちや伝記は詳しく展示されているものの細菌学者野口英世がどのような状況で、すべての病気の原因は酸素不足と云ったかは、確認を取ることが出来ませんでした。しかしながら これが本当だとすれば名言だと思います。また これを裏返しに考えると、必要なところに酸素を適切に与えると、健康になり、アンチエイジングへと繋がると考えられます。博多祇園山笠の起源説明に出てくる鎌倉時代の禅僧聖一国師が80歳近くまで当時としては長生きした背景には、喫茶だけでなく、読経座禅による腹式呼吸の鍛錬が寄与していると推察されるし、背振山に日本で最初に茶を植えた栄西禅師も79歳まで長生きされている。この二人の禅僧はきっと呼吸法を心得ておられて加齢による酸素吸収低下を克服されていたのでしょう。CPAPばかりでなく、何らかの方法で適切な酸素が脳に供給されれば脳細胞が活性化され、昼間の過眠の改善や認知症の発症を遅らせることが出来そうな気がする。肥満を改善し、気道の狭窄を広げ、酸素を必要量確保できたら体調の改善が期待できる。体の動きもかるくなり、肥満も解消するという良い循環になり、アンチエイジング効果が発揮される。CPAPの使用時間が4時間未満だと早朝血圧が高めになるなど酸素摂取時間との関係が身近な家庭用血圧計で数値化確認できる。酸化ヘモグロビンの割合を示すパルスオキシメータが体温計と同じくらいの価格になれば普及が促進され体内の酸素摂取状態を把握できる。660nm赤色発光LED、950nm近赤外線LED、フォトセンサ、マイクロプロセッサがあれば測定原理もわかっているので安価に製作できるような気がする。今春 不況でパソコンが頭打ちになっているので、これからのMPUの活用分野としてSASに目をつけたインテルはGEと組んで、家庭用睡眠分野に進出すると云っている。CPAPの送風機のコントロール、各種センサーの圧縮記録、家庭とホストコンピュータとの通信等に、省エネ型MPUを必要としている。IT企業の新規事業分野としても有望である。以上 簡単に 酸素不足の改善 という切り口でSAS,CPAP治療、アンチエイジング、新規事業について述べてみました。
       窓口ご案内
1. いびき・睡眠呼吸外来関係
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  福岡市福岡市中央区大名2丁目10-1シャンボール大名A棟1407TEL:092-400-2007
  福岡でいびきや睡眠呼吸障害に関する治療を専門とした医療機関です。
  診療時間:  
診 療 曜 日 診 療 時 間 備 考
火・木 10:00~13:00,
17:00~20:30
土 10:00~15:00
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  メールでのお問い合わせ: fukuoka_suimin@aurora.ocn.ne.jp

2. 夢眠サイトリンク集
・http://www.npo-moomin.com/ ホームページ夢眠
・http://nposuimin1.blogspot.com/ ブログ夢眠 
・http://www.fukuoka-suimin.org/ ふくおか睡眠クリニック
・http://www.you-sleepclinic.com/ 有吉祐睡眠クリニック(北九州市の眠りとこころのクリニック) 
・http://www.k-you.or.jp/ 北九州市霧ヶ丘 つだ病院

事務局報告
□ファンド2件へ応募提出しました。関係者の方々へは内容レビュ等ご支援を感謝申し上げます。
①大同生命殿、シニアボランティアこども交流、発表8/下旬
②ファイザー殿、地域社会と連携して睡眠障害を克服しQOLを向上する社会の実現、発表11/下旬

□福岡県へ年度事業報告書を提出。
 総会を終了後6末までに、表記所定の書類を提出終わりました。同時に福岡法務局北九州支局へ登記変更(財産目録)手続きを完了しました。


あとがき
□会員のみなさまには酷暑に向かうみぎりご自愛のほどをお祈りしています。
以上。

NPO市民のための睡眠障害を考える会
(NPO夢眠)
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石松 健男 TEL(093)244-1013
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金田1-3-31-207  
田中 七四郎  TEL(093)591-8690
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ブログ夢眠 http://nposuimin1.blogspot.com/

会費振込先 日本郵便(ゆうちょ銀行)
    記号 17410  口座番号 93491201
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    なお他の金融機関からゆうちょ銀行へ振り込まれる場合は、下記をご指定ください。
   金融機関コード:9900、店番:748、
預金種目:普通、店名:七四八店、
口座番号:9349120








 








善き生はよい眠りから!

2009年5月9日土曜日

会報夢眠007号。

2009年 04月30日 発行
    
会 報 夢眠(むーみん)  No.007
NPO市民のための睡眠障害を考える会
(NPO夢眠)

           

心地よい眠りと心身の安らぎをあなたに!
巻頭言
ふくおか睡眠クリニック福留武朗院長講演会「睡眠と企業活動」に参加して
NPO夢眠会員 原田修二
 福岡県情報サービス産業協会総会で福留先生が講演されました。講演会に参加しましたので、そのご報告をいたします。
◆場所:西鉄グランドホテル
◆日時:3月11日(水) 17:00から約40分 (参加:約80名)
◆テーマ:「企業活動と睡眠」

(1)講演予定時間が前倒しになる
 福留先生の講演予定は17時10分からでした。ところが、前の会議が予定より20分以上も
早く終わったので、講演を前倒しにしてほしいと依頼がありました。福留先生は移動中で
当然会場におられず、休憩を入れていただくことになりました。休憩の間に先生は到着さ
れましたが、息つく暇もなく準備をしていただき大変だったと思います。このハプニング
に、私も少々あせってしまいました。
(2)一般的なお話ではなく企業の経営者や管理者向けになっている
 「睡眠を障害する病気」として「睡眠相後退症候群」と「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」の紹介
がありました。
 ①「睡眠相後退症候群」
  夜型生活の傾向が強い若い世代に増えているということでした。朝起きられずに遅刻
 したり、午前中はぼんやり状態の若い人がいたら疑うべきかと考えました。
  このとき生体時計(体内時計)は25時間で、1時間の調整をするのが太陽の光(明るさ)
 であるが、夜更かし生活が持続すると、生体時計が後退し、修正が効かなくなる、との
 説明がありました。
 ②「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」
  SASの人は寝ているときに過酷な状況にある、ということを参加者に体感してもらう
 時間をとられました。福留先生が時間を計り、参加者が数十秒間呼吸を止めることを
 3回繰り返すというものでした。私もやってみましたが、SASの問題の多さが想像でき
 ました。
 ③眠気のリズム
  ヒトの眠気は14時から16時に1度あり、深夜に強い眠気があることをグラフを使って
 説明がありました。したがって、午後の作業能率を上げるために短い昼寝(15分程度)をす
 るのが良く、コーヒーを仮眠前に飲むのが効果的(カフェインは摂取後約30分して効果
 が出る)との話もありました。
 ④SASが仕事に与える影響調査
  IT業界向けの講演に合わせ、SASの治療を受けている患者で事務職を中心にした人達
 のアンケートの集計結果も紹介がありました。仕事に集中できず、生産性が落ちるとい
 うのは感覚的に理解しているところですが、CPAPによる治療により自分の仕事に余裕が
 でき、周囲への気配りができるようになったり、同僚の手伝いをしたりできるように
 なった等の患者の声がありました。SASの放置は本人にとっても会社にとっても大変な
 ロスを生んでいることを思い知らされた次第です。
(3)講演終了後の懇親会でも話題になる
 講演会終了後、立食で懇親会がありました。「短い昼寝で生産性が向上するのなら、会社
で採用しようか」とか、「睡眠中に記憶・学習過程が進行するというお話があったが、経
験したような感じがする」。また、「体内時計は朝日を浴びると、地球時間と同調するという
ことから、江戸時代の時刻の設定はすばらしい」というような話題が飛び交っていました。
 福留先生は懇親会でも質問に対する説明で忙しそうでした。
(4)所感
 講演では参加者に体感してもらう時間があったり、資料のなかに動画があったりで、大変
工夫をされており、退屈する暇がなかったと思いました。また、QCCでよく言われた「データ
でものをいう」資料となっており、福留先生の科学者としての側面を見せていただいた気が
しました。
 話のなかで「NPO市民のための睡眠障害を考える会」を宣伝いただきましたが、「ふくおか
睡眠クリニック」の名前を出されませんでした。宣伝されても良かったと思いましたが、
これも福留先生のおくゆかしさかと感じました。以上

窓口ご案内
1. いびき・睡眠呼吸外来関係
  ふくおか睡眠クリニック(福留武朗院長)
  福岡市福岡市中央区大名2丁目10-1シャンボール大名A棟1407TEL:092-400-2007
  福岡でいびきや睡眠呼吸障害に関する治療を専門とした医療機関です。
  診療時間:  
診 療 曜 日 診 療 時 間 備 考
火・木 10:00~13:00,
17:00~20:30
土 10:00~15:00
  ホームページ:http://fukuoka-suimin.org/
  メールでのお問い合わせ: fukuoka_suimin@aurora.ocn.ne.jp
事務局報告
□NPO総会(第1回)ご案内。
1.開催日 平成21年5月8日(金) 19:00-20:00  
2.開催場所 福岡市中央区天神1-7-11 イムズ 8階 「KIML会議」
□平成20年度北九州市助成金採択事業報告会(2009/04/24石松、田中出席)
 昨年8月実施のぐっすりツアー日帰り編を採択12プロジェクトの一つとして報告しました。評価者の方から、募集人数が集まらなかったのはNPOの目的と今回事業との関連がはっきりしなかったからではないかという指摘がありました。今後の活動の反省とします。
あとがき
□会員のみなさまには平成21年度年会費納入ご協力感謝申し上げます。以上。

NPO市民のための睡眠障害を考える会
(NPO夢眠)
  代表 〒809-0015 福岡県中間市太賀3-13-18
石松 健男 TEL(093)244-1013
  事務局 〒803-0816 北九州市小倉北区
金田1-3-31-207  
田中 七四郎  TEL(093)591-8690
email tnk7460@nifty.com
ホームページ夢眠 http://www.npo-moomin.com/
ブログ夢眠 http://nposuimin1.blogspot.com/

会費振込先 日本郵便(ゆうちょ銀行)
    記号 17410  口座番号 93491201
    加入者名  エヌピーオーシミンノタメノス イミンショウガイヲカンガエルカイ
    なお他の金融機関からゆうちょ銀行へ振り込まれる場合は、下記をご指定ください。
   金融機関コード:9900、店番:748、
預金種目:普通、店名:七四八店、
口座番号:9349120








 








善き生はよい眠りから!

2009年3月26日木曜日

会報夢眠006号

2009年 03月21日 発行
    
会 報 夢眠(むーみん)  No.006
NPO市民のための睡眠障害を考える会
(NPO夢眠)

           

心地よい眠りと心身の安らぎをあなたに!
「眠らない」-不眠の文化-書籍紹介
著者:エルンド サマーズ ブレムナー
 ニュージランドのオークランド大 芸術学部上級講師
訳者:関口 篤
出版社:青土社、2008年11月
価格:\2,200  
  原題は「Insomnia A Cultural History」。 インソムニアと言う言葉が主役である。
  インソムニアとは不眠症のこと。持病、現代社会はインソムニアの条件をつくり続けている、インソムニアを医学的症状とみなすことは慎みたい、と著者は言う。
  先祖にとっては、睡眠は獲得するもの、手に入れるには努力が求められるものだった。現代、私たちは睡眠のことを幸せな人生にとって必要悪とみなしている傾向が強い、睡眠の価値は低下している、と言う。
  現代は「暗闇での読み書き能力」が衰退していると言う。暗闇での読み書き能力とは、グローバル化した現代が価値を認めていない能力のこと、睡眠や不安から国外での労働や外国貿易に至るまで、無意識にあるいは目に見えぬ諸活動の複雑な相互関係を認知する能力、西欧化に付随して衰退している、と言う。
  評者は昨今の米国発のサブプライムローン問題の対策について大いにヒントになるのではと考える。
  本書はハウツーものではないがインソムニアへの処方箋は述べられている。まず睡眠薬の処方、しかし効果は明確ではない。それより「睡眠衛生」の話は不眠症の予防を目指し、睡眠薬への依存を避けるために個人が取ることのできるステップに焦点を合わせているので効果的である、と。
  更に睡眠改善の方策にはスローリビング(ゆっくりした生活)運動がある。ファーストフードの逆のスローフード運動の一環である。昼食後にシェスタ(午睡)をとる地中海沿岸諸国の習慣は、体内レベルの結果に応じている、など。
  ちなみに「インソムニア」はスティーヴン・キングの小説(1994)並びにエリック・スジョルトベルク監督のスエーデン映画(1997)になっているとのこと。
  本書には睡眠時無呼吸症候群というwordは出てこない。著者は睡眠の重要性を直截に言及していないが、入眠は、忘れることを学ぶという新しいチャンスが毎晩訪れてくることであるとし、睡眠の重要性を説いている。
  睡眠に関する哲学書として興味深く読んだ。(夢眠会員投稿 田中七四郎) 
 
  初夢や小さき別れ目覚めまで
  初日の出けさはきのふのよみがへり 烏有
以上。
窓口ご案内
1. いびき・睡眠呼吸外来関係
  ふくおか睡眠クリニック(福留武朗院長)
  福岡市福岡市中央区大名2丁目10-1シャンボール大名A棟1407TEL:092-400-2007
  福岡でいびきや睡眠呼吸障害に関する治療を専門とした医療機関です。
  診療時間:  
診 療 曜 日 診 療 時 間 備 考
火・木 10:00~13:00,
17:00~20:30
土 10:00~15:00
  ホームページ:http://fukuoka-suimin.org/
  メールでのお問い合わせ: fukuoka_suimin@aurora.ocn.ne.jp
2. 夢眠サイトリンク集
・http://www.npo-moomin.com/ ホームページ夢眠
・http://nposuimin1.blogspot.com/ ブログ夢眠 
・http://www.fukuoka-suimin.org/ ふくおか睡眠クリニック
・http://www.you-sleepclinic.com/ 有吉祐睡眠クリニック(北九州市の眠りとこころのクリニック) 
・http://www.k-you.or.jp/ 北九州市霧ヶ丘 つだ病院
事務局報告
□2009/3/11  福岡県情報サービス産業協会総会(於:西鉄グランドホテル)
福岡地域のIT企業経営者向けに福留武朗医師が講師として「睡眠と企業活動」というテーマで講演されました。科学的な内容で大変説得力があったと一部の参加者からの感想です。懇親会でも、話題になって話がはずんでいました。
□平成20年度の総会開催(第1回)を準備しています。期日など決まりましたら改めてご案内しますのでよろしく。
□平成21年度の年会費(正会員、賛助会員)を4月末までによろしくお願い申し上げます。
□NPO企画セミナーへ事務局より1名聴講しました(2009/3/9、北九州市小倉北区)。
 ①時代は混沌、ミッション(定款)は唯我独尊になってないか、皆で見直し、ベクトル合わせをする。
 ②trial & errorとfeed backを繰り返し、走りながら考える。
 ③NPOの体力とミッションのバランスを考え賢いNPOとなる。


あとがき
□会の資金繰りに苦労しています。平成21年度も新規会員募集に注力していきたく、会員のみなさまには年会費納入をよろしくお願いします。平成20年度未納入の会員さまは合わせて納入をお願いします。以上。



NPO市民のための睡眠障害を考える会
(NPO夢眠)
  代表 〒809-0015 福岡県中間市太賀3-13-18
石松 健男 TEL(093)244-1013
  事務局 〒803-0816 北九州市小倉北区
金田1-3-31-207  
田中 七四郎  TEL(093)591-8690
email tnk7460@nifty.com
ホームページ夢眠 http://www.npo-moomin.com/
ブログ夢眠 http://nposuimin1.blogspot.com/

会費振込先 日本郵便(ゆうちょ銀行)
    記号 17410  口座番号 93491201
    加入者名  エヌピーオーシミンノタメノス イミンショウガイヲカンガエルカイ
    なお他の金融機関からゆうちょ銀行へ振り込まれる場合は、下記をご指定ください。
   金融機関コード:9900、店番:748、
預金種目:普通、店名:七四八店、
口座番号:9349120








 








善き生はよい眠りから!

2009年1月17日土曜日

会報夢眠NO005

2009年 1月13日 発行
    
会 報 夢眠(むーみん)  No.005
NPO市民のための睡眠障害を考える会
(NPO夢眠)

           


心地よい眠りと心身の安らぎをあなたに!








巻頭言

夢眠会員のSAS実体験記
NPO夢眠会員 古川新一

確率から言えば、他の夢眠会員の中にも睡眠時無呼吸症候群(SAS)の方はいると思われますが、公称顕在患者の私に、原稿依頼が回ってきました。
SASの症状として、いびき、中途覚醒、夜間のトイレ、起床後の頭痛・口の渇き、昼間の眠気・だるさなどがあげられます。今から振り返るとフルスペックで揃っていたのですが、当時はそれが常態化していて、体の調子が悪いなどと思ったことはありませんでした。唯一気に掛かっていたことは、無呼吸という言葉が報道でも取り上げられるようになり、家族が「寝ているとき息が止まっているみたいよ。」と言っていたこと位でした。しかし、意識の隅にあっただけで、重い腰を上げて病院に行こうと思う程の気掛かりでもありませんでした。
SASを見つけられてしまったきっかけは、会社の定期健康診断です。産業医が、「いびきはかきますか。」「夜中トイレにおきますか。」と質問しました。私の体型を見ての質問だと思います。深くは考えず素直に「はい」と答えておくと、数日後に総務の女性が小さな検査機器を持ってきて、これを腕と指に付けて一晩寝て、明朝持ってきて下さいと言いました。今思えばパルスオキシメーターによるスクリーニング検査ですね。そして、機器を返して数日すると、「SASが疑われる」とのメッセージが伝えられ、病院の紹介状を渡されました。
SASのキチンとした検査は、病院での宿泊検査になります。頭・胸・腕・足首等にそれこそ無数とも感じる電極と電線を着け寝ました。脳波、筋電図、眼球の動き等を測定するポリソムノグラフィーといわれるものであることが、今は分ります。眠れないことを心配して、不埒にも多めの一杯をやって行きました。しかし、我が夢眠の福留医師と後日話していると、「SASの人は寝付きがよいですよ。」とのこと。常時睡眠不足なので当然のことですね。酒の力かSASの故か、しっかり眠って検査を受けました。
その結果は「一時間に四十数回呼吸が止まっています。」とのこと。CPAPの使用を宣告され、今度はCPAPを付けての宿泊検査を行いました。
そして、次の日の朝起きたときの驚きを、今でもはっきり覚えています。頭がスッキリしていて、頭の回転が3倍位早くなったのではと感じる程なのです。即ち、昨日までの自分が、いかに重たい頭を抱えていたか、朦朧とした頭を必死で動かして物を考えていたかを痛感させられました。
この快感は、麻薬のような原体験となりました。CPAPのマスクを煩わしく感じる人も多いようですが、この原体験故、それ以降CPAPは手放せないものとなりました。まさしく、「QOL(生活の質)の向上」であり、以前の質には戻りたくないとの強い思いです。
CPAP初体験の朝、メーカーの方がパソコンディスプレイでグラフを示しながら、「無呼吸は無くなっていますよ。」と言いました。CPAPは強制的に空気を送り込んで、気道の閉鎖を防ぐものです。SASは、徐々に治るのではなく、CPAPを装着すれば瞬時に治ります(全ての患者がこのようにうまくいくかは知りませんが・・・)。SASが他の病気と違うところで、面白く感じました。ただし、使用しなければ、即元の常態に戻ります。
眠気と言えば、以前は、研修のような受け身で座っている状況では、ほぼ確実に睡魔に襲われました。本を読んでいてもすぐ眠くなってしまっていたようでした。
また、長距離ドライブすると、午後は眠くなり、道路脇に車を止めて仮眠することもしばしばでした。ハッカ味や酸味の強いあめ玉やガムを常備していました。交通事故を起こさなかったことは、運がよかっただけだったのかもしれません、
しかし、今はこうしたどうしようもない眠気に襲われることはなくなり、眠気覚ましのあめ玉やガムを買うこともなくなりました。一晩に2~3回起きていたトイレも、朝目覚めるまで行かなくなりました。
また、「中等~重症の睡眠時無呼吸症候群を、治療せずに放置しておくと、8年後には約40%が死亡しているが、CPAP治療を正しく行うと、睡眠時無呼吸の無い一般の人とほとんど同じ程度に生きられる」ということが研究で分っているとのことです。子供達に話すと「それじゃお父さんとっくに死んでいるよ。」と言っていたので、危機一髪だったのかもしれません。なによりこの点を、産業医の先生や今治療いただいている先生に感謝するところです。


窓口ご案内
1. いびき・睡眠呼吸外来関係
  ふくおか睡眠クリニック(福留武朗院長)
  福岡市福岡市中央区大名2丁目10-1シャンボール大名A棟1407TEL:092-400-2007
  福岡でいびきや睡眠呼吸障害に関する治療を専門とした医療機関です。
  診療時間:  
診 療 曜 日 診 療 時 間 備 考
火・木 10:00~13:00,
17:00~20:30
土 10:00~15:00
  ホームページ:http://fukuoka-suimin.org/
  メールでのお問い合わせ: fukuoka_suimin@aurora.ocn.ne.jp
2. 夢眠サイトリンク集
・http://www.npo-moomin.com/ ホームページ夢眠
・http://nposuimin1.blogspot.com/ ブログ夢眠 
・http://www.fukuoka-suimin.org/ ふくおか睡眠クリニック
・http://www.you-sleepclinic.com/ 有吉祐睡眠クリニック(北九州市の眠りとこころのクリニック) 
・http://www.k-you.or.jp/ 北九州市霧ヶ丘 つだ病院


NPO夢眠会員の皆様                             2009.1.1
     NPO夢眠 理事長 石松 健男 
 あけましておめでとうございます。
  2009年の幕が開きました。どんな年になるのでしょうか?
  2008年は「変」が選ばれた字でしたが、経済環境、生活環境のマイナス方向への変化は私にとって想像を超えるものでした。
 宇宙の中に星が生まれたり消滅したりして、時が過ぎてゆくように私たちの住む世界のも紆余曲折を経て時が流れていき、今は曲がるために耐える時期なのでしょうか。
 日ごろ「NPO夢眠」の活動にご支援いただきありがとうございます。
  2008年4月発足後試行錯誤の日々で、成果はまだでていませんが少しづつ基盤を作るべく活動に取り組んでおります。しかし大半のNPOがそうであるように「NPO夢眠」も活動のベースとなるリソース、に資金の調達が課題です。
 今年は、1年目に力を注いだ助成金応募による資金調達への挑戦に加え、独自事業の企画と具現化、
あるいは特定事業の受託などに広げ、NPOの目的が円滑に遂行できるように努めたいと思います。
 会員の皆様には今年もご指導・ご支援をよろしくお願いいたします。


事務局報告
 ・2008/10/27 北九州市八幡西区黒崎、例会8名参加。石松、福留、三苫、高木、熊野、
原田、上松、田中。
 ・2008/11/19 福岡市IT企業理事会にてNPO夢眠をプレ紹介(本番は2009/3/11)、石松、原田。
 ・2008/11/19 北九州市小倉北区AIM、ホテルSAS打ち合わせ、石松、古川、熊野、田中。

あとがき
 NPO夢眠への会費振込が一寸便利になりました(有料)。平成21年度(2009/4~)の会費振込みなどでご利用ください。本年もよろしくお願い申し上げます。
    会費振込先 日本郵便(ゆうちょ銀行)
    記号 17410  口座番号 93491201
    加入者名  エヌピーオーシミンノタメノスイミンショウガイヲカンガエルカイ
    なお他の金融機関からゆうちょ銀行へ振り込まれる場合は、下記をご指定ください。
    金融機関コード:9900、店番:748、預金種目:普通、店名:七四八店、口座番号:9349120 

NPO市民のための睡眠障害を考える会
(NPO夢眠)

  代表 〒809-0015 福岡県中間市太賀3-13-18
石松 健男 TEL(093)244-1013
  事務局 〒803-0816 北九州市小倉北区金田1-3-31-207  田中 七四郎  TEL(093)591-8690
email tnk7460@nifty.com
ホームページ夢眠 http://www.npo-moomin.com/
ブログ夢眠 http://nposuimin1.blogspot.com/

会費振込先 日本郵便(ゆうちょ銀行)
    記号 17410  口座番号 93491201
    加入者名  エヌピーオーシミンノタメノスイミンショウガイヲカンガエルカイ



 











     
善き生はよい眠りから!